『狂った日曜日おれたち二人』にジョン フルシアンテは何回でてくるか

イタリアの90年代前半を舞台にした青春小説。映画にもなってるらしい。

イタリアはボローニャに住む高校生男子、アレックスとアレックスの彼女、アメリカ留学をきめてるアイーダの二人の青春の話。映画化もされてる。

日本語訳のタイトルが『狂った日曜日おれたち二人』ですが、原題は『Jack Frusciante e’ uscito dal gruppo』。イタリア語がまったく分からないけど、『ジョン フルシアンテ グループ脱退』が直訳なんじゃないかな。元レッド・ホット・チリペッパーズのジョン・フルシアンテがグループ脱退したってタイトル。

タイトルに冠してるのでどれだけジョン・フルシアンテについて言及してるかと思い、調べたら2回だけ。
1回目は学校で

ブラッド・シュガー・セックス・マジックの中ジャケのジャック・フルシアンテみたく、常軌を逸した顔つきで

学校を歩こうとするという狂った人の例として。

2回目は物語の後半で音楽雑誌でジョン・フルシアンテの脱退を知る。(1992年の脱退時の話)主人公アレックスは当然、理解できない。

金はザクザク降ってくるし、ワールドツアーに出かけられるようになった今だ。ゴールドディスクにグラミー賞に、名声に安定に、放っておいても向こうからやって来るという

のに脱退してしまい

多分一人になったら彼はただの人だろう

と。

まったく、こんな、見たところ何の結果も生まない選択をするなんて腑に落ちない

と思う。

ちなみにレッチリに関しては2回出てきてフリーみたいな髪型という比喩とレッチリのライブのビデオのケースにアダルトビデオを隠すという2回。物語の中でいろんな曲を聴いてるけどレッチリを聞くというシーンはなかった。数えてないけどポーグスのほうが言及されてるはず。

ジョン・フルシアンテの脱退のニュースを知り主人公が考えを巡らすシーンは割と長く、青春を描く小説の中ではアンバランスな感じがした。同じくアンバランスな印象を受けたシーンはマフィア撲滅のシンボルの判事が暗殺されることに憤慨するシーン。
暗殺された判事は無難に仕事をこなせばいいのに、どう考えても無理な戦いに挑んだ人、ジョン・フルシアンテの脱退は将来が約束されてたのに何の展望もなく決められた道を外した人。
青春の真っ只中にいる人間なら、道を踏み外す人間に対して心揺さぶられるのではないのかな。

Leave a Reply